この記事でわかること
・日本のキャッシュレス化は2025年で4割になる見込み
・キャッシュレス生活を始めるための最低限の準備物
キャッシュレス決済の普及状況
経済産業省のデータによると、日本のキャッシュレス決済比率は2023年で39.3%に達しています。
日本政府はキャッシュレス決済比率を2025年までに4割程度にするという目標を掲げていて、日本のキャッシュレス決済は着実に普及しているといえます。

図表:経済産業省より
ただし、日本のキャッシュレス決済比率は、他国と比較すると依然として低い水準です。
隣国である韓国では約99%、中国では約83%のキャッシュレス決済比率となっているため、世界から見るとまだまだ普及率は高いとはいえないようです。
今後も政府の施策や技術の進展により、さらなる普及が見込まれるため、現金からキャッシュレスへ完全移行するのもそう遠くない未来です。特に都市部はキャッシュレス化がほかの地域に比べて早く進むので、早めにキャッシュレス生活の基盤を整えておいたほうがよさそうです。
また、キャッシュレス化は不要な現金や紙のポイントカードなど、物を少なくする手段の一つなのでこの機会にキャッシュレスな生活に馴染んでおくことをおすすめします。
キャッシュレス生活をするための準備
では、具体的にキャッシュレス生活をおくるための準備をお伝えします。
このブログではキャッシュレス生活を始めるための最低限の準備かつ、簡単で使い勝手の良いアプリやシステムを載せています。
わかりやすいようにフローにしていますが、自分が取り組みやすいものから選んでキャッシュレスかを目指してください。
1.クレジットカードを発行する
迷ったら楽天カードを発行してください。年会費無料で、画面操作が直感的にしやすいです。
2.QRコード&電子マネーアプリを入れる
❶楽天ペイ ❷suica(交通系)(❸PayPay)
3.ネット銀行口座を開設する
振込・残高確認・送金がスマホ1つで簡単に速攻で完結できます。
銀行口座はほとんどの人が持っていると思いますが、ネットバンクを持っている人は少ないように思います。クレジットカードの登録・引き落とし先や、電子マネーのチャージに必要な銀行ですが、手続きはすべてスマホ上で出来る上、手続き自体も店舗に足を運ぶ必要がないのでスムーズな取引ができます。「ネットバンクって怖い」「取り出せなくなったり、乗っ取られたりしたらどうしよう」と思う人が多いですが、店舗型の銀行も基本的にインターネットを介して管理しているため、リスクは同じです。この機会に利便性の高いネットバンクも開設しちゃいましょう。
キャッシュレスと家計簿アプリの親和性
キャッシュレス生活と家計簿アプリの組み合わせは、現代の家計管理においてとても便利です。
キャッシュレス決済を使うと、支出が自動的に記録されるので手間が省けるのが一番のメリットです。
余計なリソースを使う必要がないので、時間も増えます。
どこにいくら使ったかが一目でわかるようになるので、これが個人的に一番使い勝手がよくて導入するメリットだと感じています。
無駄遣いを防ぎながら、使いすぎたときも客観的に知れて調整が効きますよ。
キャッシュレス決済と家計簿アプリをうまく活用すれば、もっとスマートにお金を管理できるので、ぜひ試してみてほしいです。
まとめ
2025年までに日本のキャッシュレス決済比率は40%を超える目標が掲げられています。
この変化に備えるためには、まずキャッシュレス決済の抵抗感をなくし、利用するアプリやサービスを選んで少しずつ自分の生活に取り入れていくことが大切です。
QRコード決済や電子マネー、クレジットカードを導入することで、日常の支払いがスムーズになりますし、現金支払い時にはなかった特典も受け取れるようになります。
また、家計簿アプリと連携させることで、支出の管理が容易になり、無駄遣いを防ぐことができます。
今から少しずつキャッシュレス化を進め、便利で効率的な生活を目指しましょう。