この記事でわかること
・引越しとミニマリズムの関係性
・引越しの初期費用を最小化するための方法5選
引越しをするとミニマリストに近づく
ミニマリズムを少しずつ生活に取り入れていって、物が少なくなってくると引越しも簡単で、引越し料金も安くすることができます。
春や秋の時期は引越しを検討している人も多いと思うので、不要な物を処分して引越し先に持っていく物を減らし、今までにない楽な引越し経験をしてみるのはどうでしょう?
引越しがミニマリズムを促進する理由がいくつかあるので、ここで少し紹介したいと思います。
❶不要な物を整理できる
引越しをする際には、今の住居にある荷物を整理する必要があるので、普段は目を向けない収納スペースの奥にある不要な物を見直すことができます。多くの人が引越しを機に、1年以上使っていない物を手放すことを決意するので、結果的に持ち物の総量を減らすことができます。
物を減らす時のポイントは、
・1年のうちに使ったか、使っていない →使っていない物は手放す
・使っている物、持っている物にトキメキを感じる →トキメかない物は保留BOXに入れる
・保留BOXを1週間放置して使わなくて済んだor忘れた →使わなかった&忘れた物は手放す
これらを基準に物を手放してみてください。
❷不要な物がお小遣いになる
引越しの際に不要な物を整理したら、ただ捨てるのではなく、リサイクルショップやフリマアプリを利用して売ってみましょう。不要な物が手放せて収入に変わるので、一石二鳥。もしかしたら、引越し費用の一部を賄うことができる人もいるかもしれません。
❸新しい生活スタイルを送れる
引越しは新しい環境での生活を始められることに加えて、今までの生活スタイルをリセットできる機会です。このタイミングで、必要最小限の物だけで生活するシンプルなライフスタイルを取り入れやすくなります。
引越しの初期費用を最小化するための方法1

まずは引越し先の条件の中でも、敷金・礼金がない物件をなるべく選びます。
費用をとにかく安くしたい、という人は「ゼロゼロ物件」と呼ばれる物件(敷金と礼金がどっちも0円)を中心に探してみてください。
ゼロゼロ物件だと住みたい条件の物件が狭まる場合は、礼金だけ0円の物件を探してみるのもアリ。
礼金は借主が大家さんに対して支払う一時金のことで、「お礼」の意味を込めて支払われるものとされているので、物件の条件によっては交渉する余地もあります。
引越しの初期費用を最小化するための方法2

引越しのタイミングをズラすことで引越し費用を抑えることができます。
引越しのオフシーズンは、一般的に5月〜8月、11月の期間です。
ゴールデンウィーク後や秋の引越しシーズン後かつ、長期休み前の時期が安くなります。
また、梅雨や夏の暑さを避けたいという理由で引越しを避ける人も多いので、この期間の中でも特に6月は閑散期となります。
私も6月に引越しをした時は、かなり費用を抑えて移動することができました。約40kmの距離の引越しでしたが、3万5千円くらい(業者:2人工、トラック:2t)だったので、かなり費用が抑えられたと思います。
引越しのオフシーズンを狙うことで、費用を抑えつつ、より良い条件での引越しができます。
引越しの初期費用を最小化するための方法3

気に入った物件があったら、見積書をもらうと思いますが、見積もりの項目には必要以上のサービスが付いています。
・24時間サポート
・消臭・除菌消毒
・簡易消火器
・契約事務手数料
これらは断っても全く支障がないので断りましょう。
特に必要だと思っていないのに「記載されているから」という理由でそのまま支払っている人は多いのではないでしょうか。あくまで任意の項目なので不要な付帯サービスは外してもらうといいです。
・鍵の交換
前の入居者が入られないように鍵を新しくするためにかかる費用になります。実はこの項目も任意。セキュリティが気になる、女性の一人暮らしなどの理由がある方は交換した方がいいと思いますが、気にならない人は払う必要はありません。
引越しの初期費用を最小化するための方法4

仲介手数料は、仲介業者である不動産会社への手数料です。この手数料の中に、物件紹介料や手続き費用が含まれます。
相場は0.5ヶ月〜1ヶ月程度ですが、私が調べた中だとほとんどの業者が1ヶ月分の賃貸料を提示していました。そもそも不動産賃貸における仲介手数料は貸主、借主から両方の合計で「家賃の1ヶ月分+消費税」が限度なんです。
賃貸物件の仲介手数料は、宅地建物取引業法によって、借主と貸主のそれぞれから受け取れる手数料の上限が「賃料の0.5ヶ月分以内」と定められています。
ただし、支払う側の承諾があれば、どちらか一方から賃料の1ヶ月分以内までの手数料を受け取れます。つまり、「1ヶ月分払ってね」と書面にあって「いいですよ」と借主側が承諾すれば、不動産会社は1ヶ月分の手数料を借主から受け取ることができるのです。
なので、仲介手数料が0.5ヶ月以上記載されている物件を選んだ場合は、不動産会社に「仲介手数料を0.5ヶ月にしてください」と依頼交渉すると安くなる確率が高いです。
交渉する場合は、絶対にメールやLINEなど、文字でのやり取りで行ってください。
口頭で話しをしても、不動産会社はのらりくらりと言葉巧みに話を逸らしてきて、結局しれっと1ヶ月分の金額を書面に載せてきます(実体験済み•••)。こちら側が「承諾していない」という明確な意思表示が確認できるもの(証拠が取れるもの)に限り対応してくれます。
なので、交渉時はメールなど文字で交渉することをお勧めします。
引越しの初期費用を最小化するための方法5
引越し業者を選定するときも複数業者+相見積もりは必要ですが、大手引越し業者に比べて個人事業の業者の方が圧倒的に費用を抑えられます。
個人で引越しを生業にしている業者を探すには、「くらしのマーケット」がおすすめです。

くらしのマーケット
ハウスクリーニングや不用品回収、引越しなど、暮らしに関わる400種類以上のサービスを掲載しています。様々な事業者の中から、口コミや料金で比較して選ぶことができます。(公式より)
❶自分に合う引越し業者を選んだら、店舗に予約リクエストします。
❷依頼したい内容について、「詳細を送ってほしい」と業者から連絡が来ると思うので、メッセージや写真を送ってやり取りしてください。
※現状を伝える際は、「ダンボールは何個になるのか」「段ボールに入らない物の大きさはどれくらいか」「実物写真」を送るとかなりスムーズにやりとりできます。
❸店舗側が予約を受け付けると予約成立となります。
予約時期が混み合うシーズンは、業者とのやり取りが遅いと予約ができないこともあるようなので、できる限り即レスしましょう。
❹指定した引越し日に店舗スタッフが訪問してくれます。
気になった方はアプリからすぐに確認ができるので、利用してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
引越しはシンプルな暮らしをスタートさせることができる1つのアクションです。
引越しを最小限・最小化して、新しい生活を迎えましょう🌸